- きせん
- I
きせん【喜撰】平安前期の歌人。 六歌仙の一人。 山城国乙訓(オトクニ)郡の人といわれる。 出家して醍醐山に入り, のち宇治山に住み仙人となったと伝えられる。 確実な作といえる歌は古今集中の一首のみ。 喜撰法師。 醍醐法師。 生没年未詳。IIきせん【基線】三角測量をする時の基準になる直線。IIIきせん【帰泉】黄泉(ヨミ)に行くこと。 死ぬこと。IV
「~の霊魂は九夜の夢に迷ひにき/海道記」
きせん【帰線】給電回路を構成する導線のうち, 装置や回路を経てアースに帰る線。Vきせん【木銭】「木賃(キチン)」に同じ。VIきせん【棋戦】囲碁や将棋の勝負。VIIきせん【機先】物事がまさに起ころうとするその直前。 また, 事を起こそうとする直前。~を制(セイ)・する先手を打って人より有利な立場に立つ。VIIIきせん【機船】「発動機船」の略。IXきせん【汽船】原動力として蒸気機関を備えた船舶の総称。 法規上では, 蒸気を用いると否とにかかわらず, 主として推進機関によって運航する船。 普通, モーターボートや軍艦は含まない。Xきせん【貴賤】身分の高い人と低い人。 貴いことと卑しいこと。XI「職業に~なし」
きせん【騎戦】馬に乗って行う戦い。XIIきせん【麾扇】「軍配団扇(グンバイウチワ)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.